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NTTに就職した理由
私がNTTに就職したのは、平成2年のことです。
大学で分析化学の研究をしていたことから、
それを活かせる就職先を探しました。
当時、修士課程の大学院生。25歳。
最終的に2社に絞りました。
1社は〇〇重工。日本を代表する企業です。
大変熱心に誘ってくれました。
ただし、想定される就職先は関西の分析研究室。
迷いました。
もう1社がNTT。
半導体の作製、評価・分析を行っていた研究所への配属を望んでました。
が、その一方で、思うことがありました。
研究業務が一段階ついたら、
岐阜県内か、名古屋あたりに転勤させてもらおう。
NTTだったら全国津々浦々にある。
両親にも、そのように説明して、NTTに入りました。
しかし、NTTはその後、分割され、
最初にNTT移動通信網(現NTTドコモ)が分かれ、
その後、NTT持ち株会社と
NTT東日本、NTT西日本となりました。
私はNTT持ち株会社研究所所属となりました。
NTT東日本、NTT西日本は、更に、
いわゆるハイフン会社にまで分離分割されました。
当時、日本の人口問題は、
「超高齢化社会」という言葉で語られていました。
現在のような少子化というイシューが全国的に叫ばれだしたのは
日本の人口がピークを迎え、以降減少に転じた
平成20年前後以降でしょう。
高山市について言えば、全国より早い
平成12年をピークとして、減少に転じています。
私が東京に就職した平成2年はバブル期でもあり、
その後の日本の凋落、
ましてや、少子化については
まだ社会的な問題として多く語られていなかった頃です。
翻って今、
結婚観はじめ、多様な考え方がある中、
少子化の問題は、行政のみならず、
皆で考えなければならない問題です。
私も、市民のひとりとして、
高山市の少子化について考えさせて頂きたい
と思います。
2人の子どもを共に育てた妻の意見も参考にします(笑)
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