自然災害に思う

東やすひろ

2022年08月18日 22:27


今日の早朝は地響きのような雷鳴で起こされました。
雨の音もスゴかった。
その後、落ち着いたので、
バイパス沿いで辻立ちすることはできたのですが。

平成26年の豪雨被害を思い出しました。
うちの裏を流れる苔川も氾濫して、
木製の古寺古橋は破壊され、
下流の松泰寺橋脇の河岸は抉り取られました。
喫茶亜仁女は、
現在のバローホームセンター脇に移転することになりました。

こんな自然災害が旧市街地で起きるのは稀だとは思います。
逆に、毎年のように自然災害が起き得る支所部での災害対策は待ったなしです。
河川にそった狭隘な箇所や、国道158号線の山間部。
自然災害が起きた際の交通インフラ維持は市として大きな課題です。

山の都高山は、自然災害によって陸の孤島になる危険を常に孕んでいます。

対策の前提として、
いうまでもなく県および4市1村間での連携・協力が不可欠です。
また、鉄道・バス・タクシー等、交通会社の横連携も必要です。
自然災害で通れなくなった道路の迂回路を確保する。
代替となる交通機関を確保する。
消防などの災害対策要員を融通する。
日ごろからの県および4市1村とのマニュアルの共有、等など、
防災への対応が必要です。

また、災害時には、交通遮断だけでなく、
往々にして停電も起きます。
非常時の電源確保は大きな課題です。

高山市は、域内に、広大な国立公園を有していることから、
環境省自然環境局が推進する国立公園等の
カーボンニュートラル実現のための支援事業を最大限活用し、
脱炭素化に貢献すると共に、
国立公園を抱える支所部における
自立・分散電源の確保、
災害時の避難先となる建築物のレジリエンス強化
を推進すべきです。


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